カウンセリングで
型の鑑別を行います。

自律神経疾患の6つの型

自律神経は精神のショックやストレスの蓄積、興奮により一時的に起こる
発作的な症状から、継続的に緊張や痛みの続くタイプのものがあります。
これらの症状は施術の方向性が異なるため、カウンセリングによるタイプの鑑別が必要になります。

ネガティブ・ストレス型

突然の不幸や悲しみなど気持ちの落ち込み、持続的な精神の緊張により起こるストレスパターンです。自己感情を抑圧するタイプ、些細なことでもストレスとして捉えてしまう。 過去のトラウマから抜け出せず、トラウマを癒すことなく日常生活を過ごしている状態。

ポジティブ・ストレス型

自己責任が強く、完璧主義者。 物事をなんでも論理的に考えることで頭が休まりにくいタイプ。動き過ぎて体調を崩しがち、感情はハッキリと表現するが、他者からの意見を受け入れにくい、頑張りすぎるタイプ。感情が高ぶりやすく、イライラしやすい人など。

骨格シンドローム型

身体には主要な動脈、静脈血管があり、これらの大切な血液の通り道が、筋肉や関節のこわばり、圧迫、体幹部の捻れによって循環が悪くなり、血圧を上昇させたり、下肢のむくみ、冷え症や血流の停滞を引き起こします。

神経疲労型

眼の酷使などによる、神経機能の亢進が引き金となり自律神経の興奮を引き起こすタイプ。視力機能や聴力など五感を長時間酷使することで、中枢神経系の興奮が鎮静できず、末梢の組織に痛みや機能の低下が起こる。細かい集中作業や緊張感を伴う作業などに伴い自律神経が刺激される。

サプリメント型

栄養素の過剰摂取タイプと低栄養による失調タイプがあります。どちらも自律神経に影響を与え、体質の低下や機能亢進を引き起こします。 嗜好品やサプリメント、体質に合わない漢方薬などの過剰摂取は、肝蔵や腎臓機能の亢進や血糖をコントロールするインシュリンなどホルモン分泌などを大量分泌させて、自律神経の興奮を作り出します。

気象型

季節の変わり目や気圧の変化などに、反応してでてくる痛みや不快症状。これらは、皮膚などの5感を通じて神経に働きかけ、自律神経を緊張させています。体質が低下する季節の変わり目などに体調を崩すタイプ。